社会全体が働き方において大きな変革を求めている昨今。「ワーケーション」という選択が注目を集め、導入の動きが全国で加速する中、「ワーケーションサミット2019 in伊豆」が令和元年10月10日(金)下田市で開催されました。
参加したのは首都圏でワーケーションを実践する企業や団体、伊豆半島の各市町、NPOをはじめとする関係団体ほか、交通事業者や宿泊業者など総勢70名。総務省および日本テレワーク協会による基調講演では、「新しい働き方の時代・ワーケーション推進の意義」をテーマにお話いただきました。さらに下田市の取り組みのほか、自治体や企業の取り組み事例の紹介も実施。和歌山県、ユニリーバ・ジャパン、三菱地所、LIFULL、下田市によるパネルディスカッションでは「日本におけるワーケーションの未来と伊豆の可能性」を議題に、さまざまな意見が交わされました。
その他、サミット当日は伊豆でのワーケーションの拠点として盛り上がりをみせる「NanZ VILLAGE」「LivingAnywhere Commons伊豆下田」の両施設の現地見学会には約30名の参加者が。
首都圏からのユーザーとの意見交換も充実し、今後の取り組みに向けた機運の醸成とともに、活動のためのネットワークづくりにも多分に成果を得られた同サミット。ワークスポットとしての伊豆の魅力などを発信すると同時に、ワーケーションが持つ可能性に大きな手応えを感じる集いとなりました。